冬になれば

たくさんの人でに賑わうであろうこの場所

午後から雨と報じられている

夏の終わりの休日

ロープーウェイには 数名の人だけが乗り込む

リフトを乗り継ぐ

次第に増える マイナスイオン

新鮮すぎる空気を吸い込むだけで

出かけてきて よかったと思える

展望台と書かれた階段を上る

広がる景色

柵に駆け寄る

緑と岩と雪渓

瞳の奥に入り込んでくる絶景

心が洗われるって

こういうことを言うのだろう

登山家の気持ちに寄り添えた瞬間

 

みんな同じように生きているように見えるけど

見てきた風景 ひとつとっても

誰一人同じじゃない

 

人生って 様々

 

改めて そう思えた